【中国人の習慣と心理】食事はおごっておごられる
[2020.09.14]
ここでは中国人と接する時に、役にたつ習慣や心理などをお話ししていきます。日本と違う習慣を主にピックアップしてお届けしていきます。知っているのと知っていないのでは、付き合いやコミュニケーションに支障が出たりするので、少しでも参考にして頂けるとうれしいです!
今回は食事の後でのお勘定をする時に、誰がお金を払えばいいかと言うお話です。
中国では、友達や同僚と一緒に食事に出かけて、最後お勘定をする時には、どちらか一方がおごります。自分が食べた分だけを各自払うことは、一般的にはありません。日本人が初めよく分からないため、よく陥る重要な問題です。中国では、誰かが最後に進んでお勘定をします。その際、他の人も「いや、だめだよ!今日は私がおごるよ!」と綱引きのような感じの会話が繰り返されます。もし、今日おごってもらったとしたら、次回は、あなたがおごるのが“暗黙の了解”です。食事の時には、相手が毎回おごってくれるからと、のんきにおごられてばかりいると、次から誰も誘ってくれなくなり関係は終わります。お勘定は”持ちつ持たれつ”の気持ちを持ってやっていれば、関係性も上手くいきますよ。
〇今回のワンポイント中国語:このフレーズを覚えておきましょう!
今日は私がおごります。
今天我请客。Jīntiān wǒ qǐngkè。
おごる/ごちそうする/もてなす 请客qǐngkè
※食事のあと、お会計をする際に使ってみましょう。